バイク乗りを愛する!ひでです。(@hideroku)
バイクメンテナンスで1番簡単で頻度が多く大事なのがドライブチェーンの掃除です。
メーカーがチェーンの掃除頻度を推奨している距離は約500kmとしています。
しかし雨降りでの走行をした場合はもっと頻度は多くした方がいいです。
理由としてはチェーンの油がなくなり錆や付着ゴミ・ホコリが付いてしまいます。
錆たままやジャリジャリ音がしたままで走行すると抵抗が強くなりフルパワーも燃費も悪くなって最終的にはチェーンを交換しないといけないようになり出費が高くなります。
信頼性
この記事でわかること
- チェーンメンテナンスに必要な物
- チェーンメンテナンスの仕方
- チェーンメンテナンスで絶対にしてはいけないこと
目次
チェーンメンテナンスの必要性
ここでチェーンメンテナンスで大事な知識を知っていただきます。
何故ならだいたいの人がチェーンの構造とチェーンの掃除の知識が間違ってることが多いからです。
知識①チェーンの構造
チェーンはほぼ全てのチェーンがシールチェーンと行ってゴムのO-リングのシールが付いているチェーンを使用していると思います。
チェーンの構造としては外側プレート・内側プレート・ローラー・ピン・ブッシュ・ゴムのO-リングで構成されてます。
外プレートとピンが固定せれていて内プレートとブッシュが固定されています。
チェーンで1番重要なのがピンとブッシュの摩擦を減らすことです。
ちょっとわかりづらいのでわかりやすく言うと。
棒と筒で話します。
棒の軸があって筒を被せて稼働していると思い浮かべてください。
ようは摩擦がおきて熱が発生しますね、その部分にグリスを塗って摩擦を減らします。
そこでチェーンの構造はまさしくピンの軸にブッシュが被さり摩擦ができます。
そしてその両端にはゴムのO-リングで蓋をしてます。
グリスが外に出ないようにシールとしてゴムのO-リングがあります。
知識②チェーンの掃除の理由
そこでわかるのがチェーンの掃除メンテナンスは潤滑油をつけて摩擦を減らすことはできないのです。
ゴムのO-リングが蓋をしてるので潤滑油は入らない構造になってます。
錆や付着物でゴムのO-リングが劣化し避けるとチェーンは使えなくなるし交換になります。
チェーンメンテナンスに必要な物
チェーンを掃除するのに必要な物は多くはないので揃えましょう。
簡単な作業で直ぐにできるのがチェーンの掃除のやりやすいメリットなので必要最低限の物で金額も4000円もあれば揃います。
基本的に必要な物
- チェーンブラシ
- チェーンクリーナー
- チェーンルブ(オイル)
- ボロきれ
チェーンブラシ
ブラシでチェーンに付着した異物を綺麗にしていくために使います。
チェーンクリーナー
バイクに遅乾タイプで成分がしっかり浸透するので少量でも洗浄できます。
チェーンルブ(オイル)
バイクに乗る頻度が多く長距離走行の人にお勧めなワコールブ耐久性が体です。
ぼろ布
ぼろ布は要らないTシャツなどを細かく切って使うといいです。
あったら便利なもの
メンテナンススタンド
チェーンメンテナンスのやり方
やりかたはシンプルで簡単なので直ぐできます。
また注意しないといけないこともあるのでバイク初心者は気をつけてくださいね。
①チェーンクリーナーて付着物を掃除
付着物や錆を綺麗に掃除をしていきます。
ドロドロに汚れれているので必ず下には段ボールやぼろ布を引いて作業しましょう。
チェーンクリーナを吹き付けて少しずつブラシで磨いていきます。
上記の写真でチェーン構造を見てO-リングを傷つけないよに優しく磨いていきましょう。
②チェーンクリーナーで汚れたチェーンを拭き取る
チェーンクリーナで汚れた付着物を綺麗にぼろ布などでふき取っていきます。
チェーンをぼろ布で包むように拭いていくと綺麗に拭き取れるのでおすすめです。
③チェーンルブ(オイル)を吹き付ける
上記の画像をよく見て構造を知ってチェーンルブを拭きつけていきます。
O‐リングやローラーのところに丁寧に拭きつけていきましょう。
1つ1つ丁寧に拭きつけていき約10CMくらいずつ細かくしましょう。
吹き付けで注意したいのは飛び散らないようにしてあげましょう。
飛び散りをしないためには硬貨タイプのルブオイルを選ぶがおすすめです。
ホイルなどに飛び散りがあったら綺麗にボロ布などで拭き取りましょう。
チェーンメンテナンスでやってはいけないこと
- エンジンをかけて駆動しながら掃除
- クレ556を使用
エンジンをかけて駆動しながら掃除
バイク初心者やめんどくさいのが嫌な人に多いのがエンジンを駆動しながらチェーンを掃除したりチェーンルブを挿したりするようなことをしていますが必ず辞めましょう。
何故なら危険だからです。
トラブルはつきものなのでもし手が巻き込まれたりしたら手はグチャグチャになり怪我をそます。
ここで重要なのは機械を扱うなら舐めるなっと言うことです。
安全が1番大事なのでエンジンの駆動は絶対にしないようにしてください。
またチェーンルブやクリーナーを使用するときにタイヤを回しながらしても飛び散るだけで意味もないしバイクを汚すだけです。
パーツクリーナー・クレ556(CRC)は使用しない
何故パーツクリーナーやCRCを使用しないのかは、チェーンの命であるシールを劣化し破損するからです。
油や付着物を除けると同時にゴムのO-リングも劣化し破損します。
必ずチェーンクリーナーを使用しましょう。
チェーンメンテナンスまとめ
どうでしたか?
チェーンはバイクにとって重要で大事なことがわかったと思います。
チェーンを掃除することによって長持ちし安全にバイクが乗ることができます。
【補足】
チェーンメンテナンスは錆と付着物を掃除することなので、錆と付着物が付かないチェーンに交換する。
ゴールドチェーンはメッキ加工を2回しているのでシールを劣化する錆が出ません。
錆が出ないのでチェーンルブを付けることもないので付着物も付きません。
メンテナンスフリーのチェーンとなるので何もしないのが1番楽でいいチェーンです。