- 単気筒バイクの特徴
- SRとCB400SSの違い
単気筒バイクってかなり振動があるって聴きますよね。
『やっぱ振動ってかなりあるの?』
『SR以外で単気筒400CCってなにがあるの??』
この記事では、
SR400とCB400SSのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
この記事を読めば、単気筒400CCの特徴がわかります。 SR400とCB400SSの違いで悩んでいる人はぜひ読み進めてくださいね。
誰もが憧れて乗りたいYAMAHA SR400とあまり知られてないが乗りやすさ抜群のHONDA CB400SSこの2台を徹底分析します。
この記事でわかること
- 単気筒SR400とCB400SSの比較
- SR400のメリットデメリット
- CB400SSのメリットデメリット
はじめに試乗動画もあるのでサクッと知りたい方はこちらの動画を見てください。
目次
SR400とCB400SSのスペックの差
※数字が大きいほうに黄色
タイプグレード名 | CB400SS | SR400 |
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ | マイナーチェンジ |
型式 | SC-NC41 | BC-RH01J |
発売日 | 2007年10月 | 2001年3月9日 |
全長(㎜) | 2165 | 2085 |
全幅(㎜) | 780 | 750 |
全高(㎜) | 1125 | 1105 |
ホイルベース(㎜) | 1405 | 1410 |
最低地上高(㎜) | 160 | 140 |
シート高(㎜) | 790 | 790 |
乾燥重量(㎏) | 139 | 152 |
車両重量(㎏) | 153 | 168 |
燃料消費率 国交省届出(60㎞/h走行時)(㎞/L) | 39 | 48 |
原動機種類 | 4ストローク | 4ストローク |
気筒数 | 1 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 |
排気量(㏄) | 397 | 399 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) | OHC(SOHC) |
気筒あたりバルブ数 | 4 | 2 |
最高出力(PS) | 29 | 27 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 | 7000 |
最大トルク(N・m) | 31 | 29 |
最大トルク(kgf・m) | 3.2 | 3 |
最大トルク回転数(rpm) | 5500 | 6500 |
燃料供給方式 | キャブレター | キャブレター |
燃料タンク容量(L) | 11 | 12 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン | レギュラーガソリン |
エンジン始動方式 | セルフ・キック併用式 | キックスターター式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | DPR8Z | BPR6ES |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTR7S | GT4B-5 |
バッテリー容量 | 12V-2.3Ah | 12V-2.5Ah 10H |
エンジンオイル容量※全容量(L) | 2.2 | 2.4 |
エンジンオイル量(オイル交換時)(L) | 1.7 | 2 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時)(L) | 1.8 | 2.1 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 | 10W-40 |
スポロケット歯数・前 | 15 | 19 |
スポロケット歯数・後 | 35 | 56 |
チェーンサイズ | 520 | 428 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング | 機械式リーディングトレーリング |
フロントフォーク | – | 正立フォーク |
タイヤ(前) | 100/90-19 | 90/100-18 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 57 | 54 |
タイヤ(前)速度記号 | S | S |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 110/90-18 | 110/90-18 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 61 | 61 |
タイヤ(後)速度記号 | S | S |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ | チューブタイヤ |
ホイールリム形状(前) | MT | ‐ |
ホイールリム幅(前) | 2.15 | 1.85 |
ホイールリム形状(後) | MT | – |
ホイールリム幅(後) | 3 | 2.15 |
ヘッドライト定格(Hi) | 60W/55W | 60W/55W |
ヘッドライトタイプ(Hi) | H4 | ‐ |
スピードメーター表示形式 | アナログ | アナログ |
メーカー小売価格 | 470,000円 | 450,000円 |
SR400とCB400SSと振動の差
単気筒のバイクは、振動があり長距離だと手が疲れてしまいます。
なぜなら、単気筒のエンジンは1気筒でシリンダーがひとつしかありません。そのため振動がつたわりやすいです。
2気筒ならふたつで、400CCなら1気筒が200CCになりエンジンの負担が少なくなります。
しかし単気筒はこの振動がいいと思い人気があるのも事実。
お馬に乗ってる感覚で振動と鼓動感がたまらなく好きと言う方も多いと思います。
動画を見ていただいたらわかると思いますがSR400よりCB400SS方が振動も少なく乗りやすいと僕は思いました。
SR400の振動を軽減するために主にする処置
- サスペンション
- バーエンド ※(おすすめ)
- ステアリングダンパー
- パワービーム ※(おすすめ)
リヤサスペンション
リヤサスペンションは振動を軽減してくれることとコーナーが曲がりやすくなります。
価格はかなり高く10万円~・・・!
高価なパーツになるので最終的に購入することをオススメします。
バーエンド
ハンドルの振動を軽減してくれるアイテムの1つで価格も安く直ぐにカスタムできます。
微動な振動は軽減してくれるのでおすすめです。
ステアリングダンパー
ステアリングダンパーはハンドルのブレや振動も軽減されます。
価格的には15,000円〜50,000円と高価なパーツになります。
パワービーム
パワービームとは?
(パフォーマンスダンパー)ともいうわれてます。
主に車体のヨレや振動をダンパーで軽減し乗り心地を向上できます、エンジンやバイクの負担を軽減するアイテム。
ヤマハパワービームは二輪車専用に開発し世界初のダンパーです。
SR400は振動も売りのうちなので全てを装着しても普通のバイクよりかは、振動はあります。
ただ装備しないともっと振動があるのは確かで長時間は痺れは間違いなくでると思います。
CB 400SSの振動を軽減するために主にする処置
CB400SSはSRほど振動は感じないですが、やはり単気筒の特有で長時間走行すると手に痺れがあります。
そこでバーエンドをヘビーに変えると、長時間乗っても手の痺れが軽減され簡単にカスタムできるアイテムです。
SR400とCB400SSを試乗してわかったメリットとデメリット
どちらも個性派のバイク。
しかし人気車で言うとSR400がかなり人気になってます。
SR400のメリット
- 古き良きバイク(歴史が古い)
- 単気筒ほんらいの荒々しい振動で鼓動感が楽しめる
- カスタムパーツがネットなどで多くある
- 人気者なのでネットやYouTubeでの情報力が多い
古き良きバイク(歴史が古い)
SRは1978年10月から現在2020年(進行中)歴史あるバイク。
ヤマハの人気車の1つが単気筒SR400
1978年10月にSR400が新登場 型式2H6
1985年4月にマイナーチェンジ 型式1JR
2001年3月にマイナーチェンジ 型式BC-RH01J
2009年12月にマイナーチェンジ 型式EBL-RH03J
2018年11月にマイナーチェンジ 型式2BL-RH16J
単気筒ほんらいの荒々しい振動で鼓動感が楽しめる
SR400はやはり『振動』を楽しむバイクで有名になりました。
単気筒の独特な振動で単気筒でないと味わえない鼓動感が好きな人も多いです。
乗って試乗したからわかりますが、アクセルを開けると同時に振動が伝わり全身でバイクに乗る感じです。
カスタムパーツがネットなどで多くある
SRは歴史も長く単気筒では超有名車なので所有者も多く『カスタム部品』もネット直ぐに見つかります。
またメーカーからもカスタム部品も出ているのでカスタム部品に困ることは無い。
自分好みのバイクに出来るメリットがあります。
人気者なのでネットやYouTubeでの情報力が多い
SR400所有者が多くまた人気車なので色々な人が情報を発信しています。
メンテナンス・カスタム・デメリット・故障・対処法などの情報収集が素早くできます。
SR400のデメリット
- 振動が多いぶん長距離には不向き
- 高速道路はかなりしんどい
- セルスターターがないのでエンストなどで焦る
振動が多いぶん長距離には不向き
単気筒で振動が売りのSRでは長距離は不向きになります。
振動によって『しびれ・疲れ』が生じる可能性が大きく長距離では不向きになります。
高速道路はかなりしんどい
メリットでもある振動が高速や長時間走行にはデメリットにもなります。
また単気筒なので高速でスピードがでにくいしやはり4気筒のようなスムーズな走行はできません。
セルスターターがないのでエンストなどで焦る
エンストはSRにとっては致命的!
特に初心者さんなら道の真ん中でエンストした場合は『焦る』ことは間違いないです。
SRはセルスターターがないため、エンストをするたびにキックでエンジンをかけることになります。そのためエンストしたときは初心者・ベテランも焦ります。
SRの最大のデメリットの1つなのは間違いないです。
CB 400SSメリット
- SRに比べて振動は少ない
- 車重は軽く扱いやすい
- 単気筒の鼓動感も楽しめる
- HONDAのレトロ感なスタイル
- 2004年からセルスターターがあるのでエンストなどでも焦らない
SRに比べて振動は少ない
HONDA CB400SSはSRに比べ振動は少ないです。
HONDAのエンジンの作りで単気筒でもCB400SSは違和感なく乗れます。
車重は軽く扱いやすい
車種が軽いSRと比べても15kgも軽く操作性は楽。
女性にとっても乗りやすく取り回しが簡単にできるバイクがCB400SSです。
単気筒の鼓動感も楽しめる
振動が少ないから単気筒の鼓動感がないと思われそうですが、それは違います。
ボクが乗ったCB400SSはモリワキのショート管マフラーが入っていますが、ノーマルマフラーでも、単気筒独特の鼓動感は楽しめます。
HONDAのレトロ感なスタイル
HONDA CB系としての人気車。
CB400SSの魅力として人気なのがHONDA CB400FOUR風の見た目!
古き良きHONDAバイクスタイルの復刻版としたモデルが好きと言う人も多い。
2004年からセルスターターがあるのでエンストなどでも焦らない
なんといってもセルスターターが付いてのが最大のメリット。
キックでもエンジン始動できるしセルスターターでもできるのがとても便利で信号待ちでエンストしても焦らなくて済みます。
CB 400SSのデメリット
- あまり乗ってないのでネットやYouTubeでの情報量がすくない
- SRに比べてカスタム部品は少ない
- 高速道路は不向き(横風に弱い)
あまり乗ってないのでネットやYouTubeでの情報量がすくない
デメリットはSRほど乗ってる人は少ないのでネットでは情報量が少ないです。
SRに比べてカスタム部品は少ない
カスタム部品もSRよりはかなり少なく、対応もしていないので自分で加工したりしないと使用できない物があります。
高速道路は不向き(横風に弱い)
SR同様で高速はやはり不向きで、SRよりも車重が軽いので横殴りの風には振られる恐れが多いです。
SR400とCB400SSまとめ
いかがでしたか?
同じ単気筒でもメーカーによって性能も仕組みも違います。
僕個人が思うことは!
SR400は個性を活かしたバイクで乗りにくさもまた魅力になるバイクだと思います。
CB 400SSは乗りやすく扱いやすいHONDAバイクの単気筒400!
どちらも素晴らしいバイクなので自分はどちらを求めて乗りたいのかをしっかり把握して購入し愛車にして下さい。
読者さんの少しでも参考になれたなら嬉しいです。